1954-10-13 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第11号
○参考人(門屋盛一君) 丁度私土木工業協会からお願いしているのは、十一条に橋梁とか……書物があるので、時間を省略するためにお話しませんでしたが、従来の電源開発、利水、鉄道、道路等の公益事業の用に供する砂利については、我々の修正意見の協議中には新らしい地点に対して競願の場合はこちらを優先に許可してもらう、それからすでにそこに砂利会社ができまして、砂利会社は私の今までの経験から考えますと、二つの河川に一
○参考人(門屋盛一君) 丁度私土木工業協会からお願いしているのは、十一条に橋梁とか……書物があるので、時間を省略するためにお話しませんでしたが、従来の電源開発、利水、鉄道、道路等の公益事業の用に供する砂利については、我々の修正意見の協議中には新らしい地点に対して競願の場合はこちらを優先に許可してもらう、それからすでにそこに砂利会社ができまして、砂利会社は私の今までの経験から考えますと、二つの河川に一
○参考人(門屋盛一君) 砂利業者でないのですが、砂利とは非常に縁が深いし、又直接に間接にいろいろ砂利も採取しておりますし、出身が土木ですから河川管理等を併せて意見を申上げますと、今の御質問はそう長く採取する量はないのじやないかというような御意見のようでございますけれども、大体只今の採取している状況から見ましても期限が短いということと、料金が非常に県々でまちまちになつておりまして、採取料金が非常に高い
○参考人(門屋盛一君) 土木工業協会を代表しまして砂利採取法案に関する我々協会の考え方を述べさせて頂く機会を与えられましたことを感謝いたします。 かいつまんで申しますと、砂利採取業だけではありません。我々の携わつておりまする建設業にいたしましても、ぴんからきりまでありまして、建設業だけでも大臣登録が三千くらいあるし、府県知事の登録を合せますと七万くらいある、まあそれほどにはないと思いますけれども、
○参考人(門屋盛一君) 別に答えにくい点は一つもありません。大体我々建設業で一番困つておるのは、資金の面で困つておる。それでまあ国家資金を扱つておる電源開発、それからいろいろの資金を寄せ集めてやつておるところの九つの会社とどれがやりよいかというお尋ねのようでございますが、それは資金がどういう姿で企業家のほうに入つておるかということは、我々のほうに余り関係がない。大体ずつと金融業者の方もおられますが、
○参考人(門屋盛一君) 一言申遅れましたが、それで済みませんが……、時間が十五分とありましたので、申述べることが落ちると思いましたので……。我々の協力会は、今度三つの請願と一つの陳情をいたしております。電源開発工事予定計画遂行に関する請願、電源開発工事予定計画の遂行に関する電気料金改訂に関する件請願、電源開発土木工事費に関する件陳情と、もう一つ金利引下に関する請願、三つの請願と一つの陳情が、今紹介議員
○参考人(門屋盛一君) 電力建設協力会の門屋でございますが、私ども協力会は昨年以来慎重な研究を続けました結果、この問題につきまして率直に申上げますと、今回の電気料金値上げは止むを得ないということに大体結論を出しております。同時にこの際まあ我々この電源開発の工事に携わつている業者といたしましても、相当の合理化を自分でもやらなければなりませんが、企業家であるところの電源開発会社を初め九つの電力会社でも相当
○門屋盛一君 爾余の案件は後廻しにしまして、これで議運を休憩にして小委員会に戻して、戻す前に各派のあれもありましようから、一応議運を休憩して、両院協議会委員の選挙に早く入るように進めて頂きたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○門屋盛一君 大体この両院の協議会の委員の選任方法につきましては、今までに開かれた前例から、私の記憶で考えますと、二つの形があります。一つは確か芦田首班のときだつたと思いますが、そのときは丁度中村委員の言われたように青と白とによつて決められた。それからそう一回か、二回かあつたと思いますが、それは殆んど全会一致か、或いは全会一致にひとしい多数決で以て衆議院の送付案を修正した折には、そのときには各会派の
○門屋盛一君 それは聞かなくてもいい。
○門屋盛一君 そうしますと、継続審査は、現在の六年議員がなされるのですが、審査されたことに対して次の臨時国会に付議せられて可否を決める折に、議員の半数以上の、今回の場合であると百三十一名の、継続審査の内容を知らない者がその表決に加わるということは、これは審議上に大きな疑問を持つのであります。
○門屋盛一君 それでは決つたんですが、これは次の国会の問題でありますから、ここで強く決めることでもないですけれども、今度次の国会で新らしい委員の割振り等がありますれば、これを考慮に入れるということを記録に留めて置きたいと思います。(「異議なし」「進行々々」と呼ぶ者あり)
○門屋盛一君 御答弁によりますと、非常に折衝に暇が要つたが、この国会で成立を希望して出したと、成力を予定して出したと言われるのでありますが、そういたしますと、この国会は、大臣も御承知のように、明五月二日を以て閉会になりまして、当院の半数改選が行われまして後に臨時国会を召集せられると思うのでありますが、両法案との関連性におきまして、臨時国会の開会期をいつに御予定になつておりますか。
○門屋盛一君 それでは、逐次やつて行きまして、残りましたら又後程……。 先ず最初に通産大臣にお伺いしたいことは、この二つの法律案を国会に御提案になつてにつきしまては、これは実質上十日間ぐらいの短時日においてこの両法案が両院を通過して成立するというお見通しの下にお出しになつたかどうか、これは先ずお答え願いたいと思います。
○門屋盛一君 そこで分つて来ることは、非常に重要なところも機動力を保有するという意味において、管区を分けない方がいいということは今の御説明ではつきりして来ました。そうしますと、これが例えば名古屋とか広島とかいうふうに太平洋岸の本土関係で二つの管区を殖やすと、その行政機構の頭の方だけが殖えるのであつて、結局実際の活動面に必要なところの船隊とか海難救助等の人員はその割合に配属が多くないということが想像されますので
○門屋盛一君 これはいろいろ理由をつけられるけれども、結局現在九つの管区で行われておるのに戻したという以外に修正案の理論的な根拠がないのじやないかと思うのです。それで九つが適当であつたものならば政府も初めから九つで出すべきであり、まあ関係方面の示唆があつたとしてもそこのところは少し法案の出し方として信念を欠いておる。それからこの修正案が本当に実際問題として考えた場合には、これではまだ修正が本当じやないのじやないか
○門屋盛一君 どちらでもいいのですか、本当の問題は、労働省の方でこれに対する職種別賃金というものを作らなければならんことになつておるので、内容から言えば、労働委員会の方で、百七十号と思うのですが、百七十一号は実際使つておるのは大蔵省が使つておるのです。この法律を廃止するという建前から言えば大蔵委員会、それから全部廃止するのじやない、法律の中のこれこれの部分を残しておくということになるのだから、合同審査
○門屋盛一君 やはり内閣の方が至当ではないかと思いますが、その理由は、この国土開発のことについて、建設省の関係のものが主であつた場合には建設委員会ですけれども、この場合は国土開発審議会を置くということに重きを置かれておるので、国の制度の問題ですから、やはり内閣委員会が主であつて、建設委員会なり他の委員会が従であるというのが本筋ではないかと思います。
○門屋盛一君 無論関連質問ですから、関連質問が若し影響するようでしたら、委員長が御注意なさるようにして、一応関連質問を認めるという原則で行つて貰わんと。
○門屋盛一君 私は、大分資料を頂いておるのですけれども、今頂いておる資料は頭が惡いので分りにくいですから、はつきりしたやつを一つ頂きたいのですが、それはですね、大体私から言えば九州、中国地区が主体になるのですけれども、九つの地区において現在に電力のコストは分るのですが、今後三年間乃至できれば五ケ年ぐらいがいいと思いますが、その五ケ年くらいのコストの見通しを貰いたいのですが。それで詳しく言いますとコスト
○門屋盛一君 大田垣さんにお尋ねするのですが、労働問題の関係で述べられておるようですが、この労働問題で私も働いており、事業も経営しておるのですが、あなたの言われるように、経営者と労働者とが一体になつてやり得るというその経営規模が、今度の九分割の範囲で実際に行えると思われますか。
○門屋盛一君 質問の点と少し変つている点は、経営の責任態勢が明らかになつて、現在よりもよくなるということは我々にも認められる。併し時間がなくて法案等をよくお読みになつていないと思いますから、私は公益事業法の二十八條を申上げたのです。この法律が実施されますと、今回再編成された以外のこういう事業がもう同一地区には許可されなくなる。そこでサービスをよくするという形において、今九つに分けるのは止むを得ないとしても
○門屋盛一君 大体公述人との議論になることは避けるのですが、一点お伺いして置きたいのです。今非常に再編成問題、大体の空気から言えば反対論の強い際に貴重な賛成論でありますから、私はこういう賛成論は貴重な参考にしたいのでありますが、そこで今公述の第三項目の分割問題のところで、今も言われました通り、日発一社でやる場合よりも九つに分けた方が公益の責任態勢が整い、独立採算制が取れるということはよく分るのですが
○門屋盛一君 衆議院の方に廻付するものなら、本当を言うと緊急上程で、本会議が休憩中だから上げるということもなし得るのでありますけれども、まあ大体私の方の会派の都合もあつて今日の本会議は余り遅くまでかかりますと、今七つ八つの委員会が開かれておるので非常に困るというのが一つ、それからもう一つ、先程議運でちよつと問題になりました例の職階法てすね、これはまあ日程にも上つておりませんでしたから、今日上げるというわけにもいかん
○門屋盛一君 本件は、議院運営委員会がお願いした調査でありますから承認を與えることに異議ありませんが、費用の点については細目が提出された際に改めて検討することにしたいと思います。
○門屋盛一君 ですから現在はまだ農林省の人間ですから、二十五年度予算では農林省の人件費の中に入つている。ところが、これが通過しまして、定員法が通過して、これと定員法と両方通過して、そして府県に委讓されると、この人件費の方が余つて来るからこれに組替えるという、そういうふうに了承していいわけですか。
○門屋盛一君 簡單なことですが、こうしますと人件費予算は二十五年度は元のままで組んであるのですが、二十四年度と同じように組んであるのですか。これは減る見通しで人件費が少くしてあるのですか。
○門屋盛一君 この証人喚問のことを検討する前に、この特別委員会が余す会期七日の間にどういうことをやるかということを一応企画的に決めておいた方がいいじやないか。それでその証人喚問等に入りますと、勢いこれは継続審査になつて来る。普通の場合と違うので、継続審査は甚だ困難じやないかと思う。それはもう御承知のように、半数改選というものを政治的に見まして、この継続審査ができると言えば、あらゆる議案の継続審査を引受
○門屋盛一君 その緊急質問をするということはいいのですが、ただ委員会を代表して委員長の資格においてやるということはどうかと思うのです。この委員会自体がそれを、そういうことの調査を命ぜられておる委員会なんですから、そういう必要があればこの委員会で調査しなければならん。むしろ緊急質問は他の、この委員会のメンバーでない人が質問して、それで本会議で質疑応答された結果、まだはつきりしない、審かでない点をこの委員会
○門屋盛一君 私は内閣委員会の理事をしておりましたが、申合せたことは欠席しておつて知らなかつたのですが、外資委員会だけを見れば内閣という方がいいのですが、つい二、三日前にも、地方財政委員会が内閣と地方行政の委員会とで揉めたのですが、やはり関連があるので地方行政委員会の方に行つた、それと同じ趣旨で、主査を経済安定委員会にして、内閣との合同審査会でいいのじやないかと思います。
○門屋盛一君 若しこれ一回でしたら、内閣委員長に私これは今朝貰つたんですから、だから委員外議員として一応地方行政の委員会に質問いたしたいと思います。それを今一応地方行政の委員長から確認を受けて……
○門屋盛一君 これは紹介議員としてでなくて、これが問題になれば意見も言えるのでありますけれども、私はこの種のこういうふうな中小企業の問題とか、或いは失業者が非常に沢山出たとか、或いは災害が大きいという場合、今のような各省別の常任委員会では都合の惡い、中小企業対策と言いまするけれども、中小企業が不振であつて、中小企業の金融が困るとかというのでなくして、それが中小企業が潰れますと失業者も殖える、社会不安
○門屋盛一君 これは紹介議員としましては、今申しますように、二十四年の十二月頃の中小企業の状態では、普通の通商産業委員会でやるだけでなく、一つの特別委員会を設けましてやつて頂きたいというふうに考えておつたわけであります。
○門屋盛一君 只今議題になりました請願第二十七号、中小企業対策委員会設置に関する請願の趣旨を御説明申上げます。 大体本件を紹介いたしましたのは、中小企業が皆危機に陷りましたところの昨年の暮でありましたが、そのときのやり方といたしましては、いろいろの問題もあつたのでございまするが、この請願書の趣旨といたしましては、現在の国会のうちにあるところの通商産業委員会でなく、中小企業の対策に関する特別の委員会
○門屋盛一君 宮幡次官の説明は問題そのものに触れての説明になるのですが、私の議事進行は池田国務大臣に対して、それを追及しなければならん場合が生じた折に、渡米されてしまつたあとでは困るから、そのことだけははつきりして貰いたいから、渡米前にここに呼んで貰いたいというのが議事進行の趣旨なのであります。それともですね、高瀬通産大臣が全責任を持つか、これは今宮幡政務次官の言われること自体、そのものに対する経緯
○門屋盛一君 お答えが暇取りますから議事進行についてちよつと……、私もさつき発言しようと思つたのですが、非常に重要なことなんですけれども、この公益事業法案の審議に当りまして電気事業再編成及び今の地域差料金の問題について我々が前通産大臣の池田勇人君にこの席で、これは懇談会の席ではありましたけれども……懇談会だつたか、速記があつたかどうか記憶がないのですが、まあ懇談会であつたかも知れないが、質しました折
○門屋盛一君 一地方のことと山下委員は言われますけれども、一地方でもやはり国の一部に相違ない。国全体のことでなければ決議案にできないというような解釈になると大変なことになります。一地方と言いましても、これは相当広い地方でもあり、又一県だけに限られる場合もあると思うのです。ですからそういう決議案をどうこうするということは、ここで掣肘を加えるべきでないと思います。ただその発議者の内容が極めて少数の発議であるという
○門屋盛一君 どちらでもよいと思うのでありますが、参議院の委員会が業務争いをしているようなもので、法案の出るたびに、俺の方だ、俺の方だということは嘆かわしい、これはこの性質から言いましても、地方行政委員会だけでもいけなければ、内閣だけでもいけない。いずれにしても、どちらかが主体になつて、どちらかが合同審査を要求しなければならん問題で、これはどちらでもよいと思いますが、多数の人が地方と言えば地方でも異議